2005.12.6.TUE
無垢材の階段今日はしゃるを保育園へ送った帰りに現場へ。 なんと、昨日は現場監督のMさんがキッチンのテラコッタ風タイルを2種類持ってきて、置いていってくださったそうだ。 私はほとんど毎日のように現場へ足を運んでいるというのに、なぜかたまたま、私が行けなかった日にMさんが来ることが多い。 会っていろいろお話聞きたかったのに〜、残念! 玄関を入ってすぐ、作業台の上には三角形の板が見えた。 「これ、どこの板ですか〜?」(momo)
「階段の!!」(棟梁) 階段の??こんな三角形、あったかな…?どこだろう…。 鉋(かんな)をかける姿、決まってます。 オットは「大工さんて感じですね!」などと、当たり前のことを言っていたが、棟梁はとっても嬉しそうだった。
「今、鉋(かんな)使う大工まんまりいないんだけどね!」(棟梁) 階段の方へ行ってみると、先ほどの三角形の正体が判明。 2階から2段下がった部分のここ(赤い破線)の部分らしい。 こういう部分もすべて手作りなのか…。
棟梁が、階段に使う木材について色々教えてくれた。 まず、今回は無垢(ムク)のパイン材を使っているということ。 階段の板には、集成材(しゅうせいざい-木材を何枚か重ねて接着剤でくっつけたもの)を使うことも多いらしいが、わが家はパイン無垢材(むくざい-天然の木材のこと)を使用。 無垢材の長所は、何より質感が良いということ、そして、もちろん天然の木をそのまま使っているので、接着剤に使われているホルムアルデヒドの心配をしなくていいということだろう。 最近の集成材には、低ホルムアルデヒド(4スター、とかね)のものもたくさんあるが、やっぱり「ゼロ」というわけにはいかないのだろう。 ただ、無垢材は「呼吸している」ので、集成材に比べて「割れ」や「反り(そり)」が起こりやすいのも事実。 その辺を考慮してくださったのか、今回使っている板は、比較的「反り」が出にくい「ポンデロッサ・パイン」というものらしい。 このパイン、わが家のフローリング材に使われているパインとは、また違った種類なのだそうだ。 実際に、棟梁の作業所にしばらく置いておいても、ほとんど「反り」がないという。 何より、このキレイな木目を見て、施主である私たち夫婦としても、この「ポンデロッサ・パイン」で納得。 …にしても、舌を噛みそうなこの名前、どうにかならないものか。 玄関脇にも、この階段用の板を発見。 30mmの厚みはかなりしっかりしている。 「階段工事(1)」にも書いたけど、これが28mmの合板の上に載るので、合計58mmの厚み。
無垢材の質感もキレイ〜。 そして、キッチンには… タイル、来たーーー!! どれどれ、どんな感じのものかな? …うーん… 私が思い描いていたよりも、とてもシンプルな感じ。 下の2色から選ぶのね。
棟梁的にも、テラコッタは凹凸(おうとつ)があるので、「歩行しにくい」のと「掃除しにくい」という難点があるらしい。 もちろん、お醤油なんかこぼしたら、染みこんでしまうし。 そういった汚れも「味」として納得できて、なおかつ、この家に住み続ける限り、手入れもマメにできるのであれば、ということか…。 今はいいとしても、働きながらなんて私には絶対無理。(断言) テラコッタよりもだいぶフラットなこのタイルなら、歩きやすくて掃除もしやすく、なおかつ、手入れもラクなわけですね。 なるほど。 しかし、瓦のときもそうだったけど、1枚だけ見て色を決めろといわれても、ド素人の私は本当に迷ってしまう…。 試しに、床材が見えているところに並べて色合いを見てみた。 これが「茶系」。
そして、こっちが「白系」。
うーむ…。 「どっちがいいですかねぇ…?」 棟梁にまで質問して、困らせてしまった。 大工に相談する施主も珍しいよね…。 オットにも「自分で決めろよー!」とツッコミを入れられる私。 だって、こだわりたい部分だけに、迷っちゃうんだもん。 返答に困りながらも、棟梁は 「(茶色の)古材の柱と梁を目立たせたいなら、白だね。テラコッタに近いのを選ぶんなら茶色だよね〜…」 と言ってくれた。 古材の柱が、かなりインパクト強いし、茶色だと重い感じになっちゃいそう。 室内を広く見せるためにも、やっぱ、白かな? 心は「白」に傾きつつ、とりあえず今日は保留。 帰宅後、Yさんに以前教えていただいたこのタイルメーカーのHPを見てみる。 やっぱり1枚で見るのと、床全体に敷きつめられたところを見るのとではまたイメージが違う。 うん、わが家の「シンプル&ナチュラル」なイメージに合うのは「白」だ! ここまでくると、もう本物のテラコッタよりも、この平らなタイプのタイルの方が気に入ってしまった。 わが家は、古材の柱と梁のおイメージが強いため、その点を考慮して「引き算」も考えないと、雰囲気のある部材同士がケンカして、コテコテになってしまいそうだ。 きっとYさんはその辺も考慮して、このタイルを選んでくださったのだろう。 冷たい雨に濡れるわが家の全体像。 隣の実家の玄関から撮ったもの。
最後に棟梁の「鉋(かんな)」
味が出てます…。 |
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