ごめんなさい!

前回の要望をプラスして、もう一度Yさんが作ってくれた間取りを見せてもらいにモデルハウスへGO!




要望どおり、1階の和室はなくし、リビングが広々した上に、2階には特別にはめ殺しという工法の壁を使ったオット用のオーディオルームまである。

もちろん設計はとっても気に入った。

で、でもやっぱり高い。それなりの部材を使っているし、私たちの色々なわがままをそのまま反映してもらっているのだから、あたりまえなんだけど・・・。

Yさんの提示してくださった金額を見たら、私たちがちゃんと払えるのかどうかちょっと心配になってきてしまった・・・。






2回目のプラン提示で、Yさんの方から、このまま話を進めていくのであれば、何か「契約します」という意思を表して欲しいというようなことを言われた(なんと言われたか、正確には覚えていない)。

ま、仮契約をするなり、手付金を渡すなり、私たち側からもアクションを起こさねばならないときが来たということか・・・!

そりゃそうだ、これ以上ただで何度もプランを練り直してもらうのも確かに悪いよなー、と思いつつ、とりあえず「考えさせてください」と、モデルハウスを後にする。

この時点では、7:3くらいの割合で「高いけどなんとかローンを組んででもこのままJ社で建てたい」という気持ちが強かったと思う。





帰り道の車中でも、ローンについてあーでもないこーでもないと色々話し合ってみたが、決着はつかず、家でも臨時の家族会議(2人しかいないけど)は続けられた。

考えてみれば、Yさんが提案してくださった見積り額だけではなく、家を建てるにはそれ以外のお金(地盤調査や浄化槽代、エアコン、カーテン、家具など)もかかるんだよね。

私たち夫婦のとっても寂しい貯金額では頭金はちょびっとしか払えないぞ。

間取りを見せてもらったときとは違って、現実的な話になると急に気分はどんよりしてきてしまった。






数日間悩んだ末、2人の出した結論は、「今回家を建てることは見送ろう!」というものだった。

その決定の一番の原因になったものは、オットがパソコンで計算した、今ローンを組んだとして払わねばならない利子の額だった。

仮に、あと3年間我慢して貯金に励めば、全く同じ家を建てても利子だけで数百万円も浮くという。

家に払うのではなく、銀行に数百万円払うのか??

そのお金だけである程度の外車まで買えてしまうではないか。

という結論に至ったのだ。






しかし、途中まで本気で建てる気満々だった上に、Yさんがとてもいい人なだけに断るのもすごーく気が引けた。

「ごめんなさい!」

と何度でも謝りたい気持ちでいっぱいだ。

そんなmomoを尻目に、オットがYさんに断りの電話を入れるが、Yさんは「そうですか・・・」と、とてもあっさりしていたそうだ。

絶対絶対J社で建てますから、あと何年か待っててください、Yさん!






その後も図々しくJ社のオープンハウスの葉書が届くたびに、出掛けていく私たちは、一体何軒のおうちを見せてもらったのだろうか。

すぐ建てる気もない私たちがお邪魔しても、イヤな顔ひとつせずに暖かく接してくれたYさんはじめJ社の社員の方々、本当にありがとう。

そして、J社が実際に作ったおうちを見るたびに、「がんばって働いて、頭金を貯めようね」と夫婦で話し合っていた。

なんだか、貯金に対するモチベーションを高めるために、オープンハウスに出掛けているような感じだった。

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